STORY

第10話(多華宮君とウィークエンド・前編)

第10話

“魔法爆弾”を用いたウィークエンドの策略によって、多数の工房の魔女たちが負傷。さらに工房長であるかざねも、一般人を守るべく一気に魔力を放出したためにパワーダウンし、街を護る結界が解かれてしまう。これにより綾火を含む工房の魔女たちは魔法が使えない状態となる。再び魔法を使えるようにするには、絶大な魔力を持つ者が街と契約するしかない――白姫を宿す仄は街との契約を目指し、綾火と共に地下の心臓部に向かうのだった。